研究機器のカスタム製造 – 福山大学 生命工学部 山口泰典教授

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私は細胞を扱う研究をしています。日々、大量の細胞をインキュベーターという機器の中で培養しているんですが、
その機器に入れるためのトレイが重い上にたわんでしまう。片手でインキュベーターの扉を開けて、
もう一方の手で培養シャーレを載せたトレイを出し入れするんですが、重いと腕が震えてサンプルがこぼれそうになってしまう。
これを改善できないかと思って相談をしたんです。
実は同じような相談を地元の企業にしたことがあるんですが、あまり町工場も多くないので、相談をする相手を探すのにも苦労しますし、
なかなか対応してくれなかったんです。今回のように、遠方の東京や大阪の町工場とつながる機会がなかったので、今回のご縁はとてもありがたいです。
たわみの原因は自重にあるということで、材質を軽量なアルミ合金に変えるだけでたわまないようにし、抗菌性を持たせる処理を施すことも可能とのことでしたが、
コストが上がってしまうので処理を行わないことにし、
汚れが気になったときの滅菌処理は自分たちですることにしました。コストや必要性を相談しながら作れるのはありがたいです。

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